リベラルアーツとしての映画制作とは?-東京大学東アジア藝文書院『籠城』制作チームトーク~
- アート・文化
東アジア藝文書院(EAA)の映画『籠城』(小手川将監督、65分、カラー)の制作プロセスを振り返るイベントを行いました。まず、主要制作メンバーであるEAAリサーチ・アシスタントによる企画成立以来の作品構想立上げまでの経緯が話され、その後、新たにメンバーに加わった声の出演者、カメラマン、男子学生役を務めた大学院生たちによって、普段の自分たちの研究や活動にどのような変化が生じたかについて回顧されました。最後に、作曲家、サウンドデザインに参与したメンバーから、旧制第一高等学校の寮歌アレンジのプロセスや映画の音の視点を創出した過程について話がありました。質疑応答では、研究大学での映画制作の実際や、一高生のアイデンティティの閉鎖性やエリート主義について、参加者から質問があり、盛況のうちに終了しました。
- 開催日:
- 2022.02.27
- 会場:
- SCRAMBLE HALL+オンライン
- 学部・研究科、研究所等:
- 総合文化研究科