だれでもデザイン? – 科学と社会をつなげる未来のクリエイション
- アート・文化
本フォーラムでは、これまでの価値創造デザインの活動から見えてきたイノベーション教育と実践におけるデザインの可能性や挑戦を、「まなぶ:教育活動」「つくる:研究活動」「つながる:産学官連携」という3つの観点から議論しました。
東京大学生産技術研究所 岡部 徹 所長と価値創造デザイン推進基盤 基盤長の新野 俊樹 教授による挨拶に始まり、第1部ではマイルスペニントン教授および過去の教育系プログラム卒業生らによるスピーカートークが行われました。
第2部では、DLX Design Labの最新プロジェクト事例紹介、及び後半には杉原 加織 准教授を迎え、デザイナーと研究者の双方から見た協働プロジェクトの可能性と挑戦をテーマにパネルディスカッションを行いました。
第3部では、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社 中村 哲也氏、逗子市経済観光課 宮上 敦久 氏、一般財団法人 森記念財団 山中 珠美氏を迎え、DLXとのコラボレーションにおける「これまでの成果」と「今後の期待」をテーマに、ゲストトーク及びパネルディスカッションを実施しました。
またイベント終盤には、東京大学 藤井 輝夫 総長及び山中 俊治 特別教授による対談を行い、東京大学が目指すデザイン教育プログラム「College of Design」についての構想が発表されました。
平日開催にも関わらず、多くの方にご参加いただき、イベント後の懇親会でも活発な議論が行われ、フォーラムは盛況のうちに終了しました。
- 開催日:
- 2024.02.03
- 会場:
- SCRAMBLE HALL
- 学部・研究科、研究所等:
- 生産技術研究所
QWSを利用した波及効果
産官学問わず、様々な領域の方々にご参加いただき、東大生研価値創造デザイン推進基盤の取り組みを知っていただくことができました。