個人の記録はいかにして社会の記憶となるのか? ――博物館と新聞が向き合う「戦争の語り継ぎ」――
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本イベントは「市井の人々の記録や記憶をいかにして社会に開くか」をテーマに、戦争に関わる個人の記録や記憶を社会へ継承する意味や方法について講演、ディスカッション、資料提示などが行った。
まず、森原氏により、北方領土元島民の「乗船名簿」を手がかりに記憶を記録する重要性を示し、資料や証言が失われる前に情景や感情を含めて記録化する必要性を訴えた内容の講演が行われた。続く長嶺睦氏による講演では、舞鶴引揚記念館では、収蔵品の世界記念遺産登録や保存方法の模索など「モノ」の取り組みと、ふるさと学習を通じた語り部育成など「ヒト」の取り組みを進め、両面の継承が重要と示された。
質疑応答では、現代における次世代への記憶の伝え方や、シベリア抑留を伝える現代的意義について活発に議論が交わされた。
最後に、アンケートでは20代から60代までの参加者からは、個人の戦争の記憶の重要性や継承について、様々な感想が寄せられた。


- 開催日:
- 2026.01.09 〜 2026.01.09
- 会場:
- CROSS PARK
- 学部・研究科、研究所等:
- 先端科学技術研究センター
QWSを利用した波及効果
今年で3年目となるイベントで、大学キャンパスで行うイベントには縁のないような、多様な方々に参加していただきたいと思いSHIBUYA QWS で開催しました。CROSS PARK は開かれた場所であり、本やチラシ等の展示も可能で、実際に参加した方々以外も内用に触れることができ、思った以上の効果があったように思います。また、「開催地・渋谷(駅建物内)」というのは多様な参加者を募ることに役立ったと思います。